2016年09月26日
皆さんこんにちは、徳島県鳴門市にあります㈱ティラインファーマシーあけぼの調剤薬局の事務職Sです。
秋といえば読書ですよね。
わたしは根暗な性格からか、よく本を読みます。
今年7月に芥川賞を受賞した“コンビニ人間”を読んでみました。
これくらい話題にならないと、まず手にも取らないタイトルと表紙です。
全体的に難しくなく、長くないので一気に読み終わり、後味も悪くない
・・・ふつうでした。
中身は・・
日本社会でよくある同調圧力をわかりやすく表現しているな~
が、いちばんの感想です。
マジョリティ(多数派)が強く、マイノリティ(少数派)が弱いという慣習。
マイノリティも尊重されるべきという意見。
日本人特有でしょうか。
自分にない考え・趣味・嗜好の他人をまるで変わり者かのようにみる。
仕事においても例外ではなく、自分と違う考えを受け入れることができない。
最近、とある偉いおじさまから、
「どんな意見や考えも世の中の多様性としてとらえる」
ことを教わりました。
1冊の普通の小説からいろいろなことを考えます。
本っていいものですね。
でも、わたしのオススメ本はこの本ではなく、少し古いですが東野圭吾の“夢幻花”です。
この1冊で東野圭吾って凄い!と思いました。
次は直木賞の“海の見える理髪店”でも読もうかな(^^)